梅雨の季節、胃腸を整えることを意識してみましょう。
胃腸が弱ると「水滞」になりやすく、「水滞」になると胃腸の不調を起こやすくなります。蒸し暑さを感じ始めると冷たい飲み物などの喉ごしが良いですが、冷たいものを摂り過ぎると胃腸が冷え不調の原因となります。
食事面では、甘いもの、油分の多いもの、味の濃いものの摂りすぎには注意が必要です。過剰に摂りすぎると、身体が水分を溜め込むように働くため、水の巡りに影響を与え、むくみにつながることがあります。適量を摂ることが大切となります。
次に、梅雨の時期に取り入れたい食材例についてご紹介します。
昆布、わかめ、のりなどの「海藻類」や、小豆 黒豆 緑豆などの「豆類」、キュウリ、カボチャ、スイカなどの「瓜類」には、水分の巡りを整える働きがあるといわれています。身体を冷やさないよう、温野菜やスープにするなどで体を温める工夫をしましょう。
憂鬱な梅雨の季節こそ、規則正しい生活を送り体内のリズムを正常に保つよう意識することが大切です。ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を行い、バランスの良い食生活を心がけましょう。
食事や運動の制限のある方は、事前に医師に相談が必要です。
夏に備えて、生活習慣を見直し、上手に梅雨を乗り切りましょう。