暦の上では立春をすぎましたが、まだまだ寒い日が続いています。
この季節には、寒さや乾燥などにより身体に負担がかかる事も多いためさまざまな健康リスクに
注意が必要です。
例えば、夏に注意が必要とされている脱水症状は冬にも起こる可能性があります。
寒いと喉の渇きを感じにくくなりますので、渇きを感じる前にこまめな水分補給を心がけるようにしましょう。
また、部屋の空気が乾燥することで花粉やウイルス等が飛散しやすい環境となります。
加湿器などをうまく利用して適度な湿度を保つことが大切です。
また、寒い季節の食事では、生ものや冷たいものは控えめにし、根菜類を温かい鍋やスープに調理して身体に
摂り入れることをおすすめします。
黒豆、黒米、黒糖、ヒジキ、わかめ、昆布などの黒い食材は、寒さがつのる冬に元気を補ってくれる食材です。
これらの黒い食材を積極的に食事に摂り入れましょう。
また入浴では、38~40℃くらいのぬるめの温度でゆっくりと浴槽につかると身体は温まり、脳がリラックスして気分が落ち着いていきます。
就寝の2時間くらい前に身体を温めると緊張がほどけ、質のいい睡眠をとることができます。
身体を回復させられるよう睡眠時間もしっかり確保し、十分な休息をとることも冬の健康管理には必要です。