コラム

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話題の乳酸菌とは…「動物性」と「植物性」

乳酸菌とは、主に糖分をエネルギー源にして乳酸を作り出す菌のことをいいます。
その乳酸菌が腸内にて多く活動すると、悪玉菌が寄りつきにくくなるので、
人間にとっては大変ありがたい菌です。

乳酸菌を大きく分けると「動物性乳酸菌」と「植物性乳酸菌」に大別されます。
チーズやヨーグルトなどの動物の乳を発酵させて作った食品を一般的に「動物性乳酸菌」と称しています。
日本人が動物性乳酸菌を口にするようになったのは、明治中ごろといわれており一般的になったのは戦後から
つまり日本人と動物性乳酸菌の関係は、まだ50~60年くらいという浅い歴史なのです。

逆に、漬物など植物に含まれる栄養素を使って増える乳酸菌を「植物性乳酸菌」と称します。
日本人は昔から植物性乳酸菌が作り出す、まろやかな酸味や風味を好み利用してきました。
乳酸菌を多く含む、なれ鮨を食べたり、漬物の漬け床を湯で溶いて飲んだり、身近に接してきて
健康への働きを知っていたのが「植物性乳酸菌」です。
何百年も利用してきた植物性乳酸菌は、日本人と相性がよく健康づくりに役立つと考えられています。