コラム

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適度な運動~健康づくりのすすめ ①

心身ともにすこやかな毎日を送る健康維持に欠かせない生活習慣として、また、生活習慣病を含む身体のさまざまな不調の予防のため、「適度な運動」が大切といわれています。一般的に適度な運動とは、どのような運動をどのくらいすればいいのでしょうか?

日常生活の中で、掃除、洗濯、買い物などの家事や、通勤・通学、仕事上の活動などを含めた意識をせず身体を動かす身体活動を「生活活動」といい、ウォーキングやジョギング、水泳やストレッチなどといった健康の維持や向上を目的として意図的に実施するものを「運動」といいます。「生活活動」と「運動」をあわせたものを「身体活動」と呼びます。

年齢や性別のほか、体力や健康状態などにより、適度な運動量は異なってきます。さまざまな生活環境の中で「運動」がむずかしい場合も「生活活動」を意識して増やすことで身体活動量をアップさせる効果があります。時間の取れない方は、生活の中で自分に合う身体活動量を増やせるチャンスをみつけていきましょう。