コラム

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陰陽五行説 ③

陰陽五行は互いに影響しあい、対立、依存、消長、転化することで成りたっているとする漢方の基礎となる
考え方となります。

~五行の相互関係~
バランスがとれた正常な状態での関係性をあらわす「相生(そうせい)」と「相克(そうこく)」
バランスが乱れ不調を生じる関係性をあらわす「相乗(そうじょう)」「相侮(そうぶ)」という4つの状態があります。

「相生(そうせい)」…相手を促進したり育てるように作用
「相克(そうこく)」…相手を抑制したり制約するように作用
「相乗(そうじょう)」…抑制(相克)が過度となる病的な状態
「相侮(そうぶ)」…抑制(相克)が正常な向きでなく、逆方向に働く病的な状態

五行をとおして五臓の関係性を見極めることが、発病の予測や治療計画に用いられています。
本来の巡りを取り戻し、相生・相克が正常におこなわれている状態へと整えていくことが、健康のためには
必要といえるでしょう。